日本と台湾のワーキングホリデー制度は、2009年の開始以来、毎年多くの台湾人若者が利用しています。
彼らは「働きながら日本文化を体験したい」「日本語を実践的に使いたい」といった動機を持ち、日本各地でさまざまな仕事に挑戦しています。
では、実際に台湾人ワーキングホリデー生はどんな職業を希望しているのでしょうか?
日本の「おもてなし文化」に強い関心を持つ台湾人ワーホリ生は、ホテルや旅館、リゾート施設での接客業務を希望する人が多く見られます。
北海道・沖縄・京都・大阪などの観光地では、外国人観光客対応ができるスタッフとして重宝されています。
「日本の飲食文化を体験したい」という声も多く、レストランやカフェでのホール・キッチンスタッフの希望も多いです。
日本語を日常的に使える職場環境が人気の理由のひとつです。
日本のファッション・デザインに興味を持つ台湾の若者は多く、
アパレルショップや雑貨店の販売員として働くことを希望するケースも増えています。
特に都市部のショッピングモールや空港免税店などでは、語学力を生かせる環境として人気があります。
冬季はスキーリゾート、夏季はテーマパークや観光地でのアルバイトを希望する人も多数。
短期間で集中的に働き、オフの時間に日本各地を旅行するというライフスタイルが魅力のようです。
北海道・長野・群馬などでは、リゾートバイトの人気が特に高い傾向にあります。
日本での就業経験を通じて技能を学びたいという意識から、
製造業や倉庫業での軽作業を希望する台湾人もいます。
特に将来的に「特定技能」への資格変更を考えている人は、この分野で経験を積むケースが多く見られます。
台湾では教育熱が高く、日本の保育現場や語学スクールのアシスタントなどを希望するケースもあります。
また、デザイン・映像・イラストなどのクリエイティブ職に関心を持つ学生も少なくありません。
日本の美的感覚や働き方を学び、将来的に台湾で生かしたいという声もあります。
台湾人ワーキングホリデー生が選ぶ仕事は、
「日本語を使いたい」「日本文化を学びたい」「自分の成長につなげたい」という明確な目的に基づいています。
企業側にとっても、こうしたモチベーションの高い人材を受け入れることで、
職場の国際化やサービス品質の向上につながる可能性があります。